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2025.08.05#その他

ピカリと輝く沖大生!(76)“子どもたちの未来を明るくできるように”ボランティア活動、青年会会長として活躍!(福祉文化学科3年 小浜章太さん)

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夢に向かってがんばっている学生を紹介する『ピカリと輝く沖大生!』企画。今回は福祉文化学科3年生の小浜章太さんを紹介します。小浜さんは幼いころから地域の自治会活動に参加していて、今年5月からは首里寒川青年会会長を務めています。子どもたちの未来を明るくしたいとの思いから、警察署が運営する「大学生少年サポーター」として、少年の非行防止活動や学習支援活動なども行っています。

福祉文化学科 小浜章太さん

沖縄大学の福祉文化学科を志望した理由について教えてください

児童にかかわる仕事に就きたいと思ったことや叔父が福祉職に就いているので、福祉の分野はとても重要な仕事だと感じて志望しました。今月末からは福祉実習も控えています。大学4年間では社会福祉士、精神福祉士の資格を取得して、就職活動もがんばっていきたいと考えています。

小浜さんが大学の活動以外でがんばっていることを教えてください

祖母の家がある首里寒川町の活動に幼いころから関わってきたこともあり、今年の5月から寒川町青年会の青年会長を務めています。寒川町は高台にあることもあり、那覇市内を広く見渡せ、とても景色が良いところです。青年会は約50人が活動に参加していて、美化活動や夏祭りの運営、旗頭の制作と近くの中学校への指導なども行っています。また、個人的には那覇の大きな祭りには関わっていて、5月は那覇ハーリー、10月の大綱引き、11月首里王朝祭りなどに出ています。首里王朝祭りに向けては、新しい旗頭を制作中で、昔の文献などを見ながら手作りで作っています。誰かが守っていかないとなくなってしまう文化なので、きちんと継承していかないといけないと使命も感じています。地域活動は、お金には代えられない価値がありますし、世代を超えて交流ができるところが魅力で、活動しなければ出会えなかった方々から知恵や学びを得ています。旗頭をあげると高齢の方々がとても喜んでくれますしやりがいがあります。
また、警察署の方々と協力して非行少年などの支援を行う「大学生サポーター」のボランティア活動もしています。昨年から週に1回ほどですが、勉強を教えたり、不登校や非行少年をサポートしています。心を閉ざしていた少年たちが、わたしとの関わりによって心を開いてくれたときなど、とても嬉しいです。自分自身はコミュニケーション力など社会に活かせる技術を得ることもできています。

将来の夢はなんですか

子どもの未来を良くしたい、明るくしたいという想いがあります。非行少年を更生し支援できる仕事に就くことが夢です。人を支えられる、そんな力を持った人でありたいと思っています。